今、思い出しても鳥肌がたつ…。
前出のように、ベランダのトマトはすくすくと育っている。
ひとつ赤くなると「ヨーイドン」と号令がかかったように、次々と赤くなるもんなんだな…と、毎日4~5個ずつ収穫している。
今日は久々に晴れたが、昨日までは「これでもかこれでもか」と毎日雨が降った。 あんまりジメジメしているので、水やりもそこそこにしていた先週末のこと。
土曜日の朝、「トマト、赤くなってるかなぁ~」とベランダのプランターを見たら…
なんじゃ、こりゃー!!
ギョッとした。
写真が下手で見えにくいけど、左の白いきのこのカサは、直径10センチくらいはある。 下の小さいのは、でかエノキか、ちびシメジってとこ。
なによりおそろしいのは、 このきのこは、“おとついまではなかった”ってこと。 絶対の自信がある。 昨日は水やりしなかったけど、おとついした時は、影も形もなかった。
即刻、息子を呼んで見せると、同じく「なんじゃ、こりゃー!」 そして、「歩きそうやな…」と。
気色悪くてたまんないけど、息子は部活、私は仕事に出た。 仕事中も「あれ、なんやろ…。 いつ生えて、どんなスピードで育ったんやろ…」と、頭はいっぱい。
仕事を終えて夕方帰宅。 どうやら息子も“きのこ頭”だったらしい、帰るなり、「きのこ、どうなったかなぁ~」とベランダへ。
…「お、かあさーんっ!」 何ごとっ!!
「形、変わってる!」
いや、変わってるんじゃない。 大きい白いのが枯れて、小さいのが育ったんだ。 驚異的なスピード!
↑が出勤前、8時半ころ。 ←が帰宅後、17時半くらい。 ほぼ、同じ引きで撮っている。
9時間でこんなに変化するのか、きのこって!!
よく見ると、ベランダのほかの箇所にも一個生えかけ。
息子が「どんどん増殖するんじゃないんか」と、恐ろしいことを言う。 こわいよーこわいよー
でも、増殖したらもっとこわいので、意を決して割り箸で除去することにした。
どきどき… 箸でつまむと、あっけないほど簡単にぽろり。 箸をつけたとたん、ウゾウゾ動いたりするんじゃないかとまでおびえていた私(←バカ)は、「え?」って感じ。 きのこって、根はないのか??
全部ビニール袋に入れて、口をギューギューに結んで(袋の中で暴れるんじゃないかと、まだドキドキ)、わざわざ公園のゴミ箱まで捨てに行った。
その晩、息子はお泊りに行ってしまい、私は一人寝。 案の定、きのこが大増殖して、部屋まで入ってくる夢にうなされた。 目覚めても、こわくてベランダに行けない。 息子が帰るのを待つのみ。
また帰るなり、「きのこ、どうなったー」と息子。 ビビリの母を尻目に覗きに行って、くるりと振り向くと 「きのこに勝ったぞ!」
心配した増殖は、夢だけだったみたい。 ホッと胸をなでおろしたが、一週間たった今も、思い出してはゾワゾワするし、この写真をアップするのも鳥肌もんだった。
だいたい私は、きのこについてない。
年がばれるが、大昔、「紅茶キノコ」という健康食品が大ブレイクしたことがあった。 菌類を紅茶の中で培養し、その紅茶を飲むんだったかな? カスピ海ヨーグルトのように、どの家でも作っていた。
生家の薄暗い台所に、その紅茶とキノコを入れた鍋が置いてあった。 それとわかって開けたのか、「何かな?」と開けたのかは覚えてないが、その蓋をとった時! その時の衝撃…。
キノコはムクムクと、異様に大きく育っていた。 あぁ、もうこれ以上言えない。 その時の台所の暗さや気温、鍋の色まで思い出せる。
あれ以来、わたしはシイタケが食べられない。
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