うどん病
平日はほとんどお弁当持参だし、昼に外食をすることは少ない私だけど、昨日から坊主(息子)が腹下しでロクにメシ食わないので、夕飯も病人食→弁当のおかずにつながらない→弁当作らない の悪連鎖。 給料日間もないので、なんとなく節約気分も薄れていて、外食三昧の今日この頃です。
今日は昼過ぎまでバタバタしてたせいもあり、会社近くのセルフうどん屋で一人昼メシ。「セルフうどん」って、結構前からあったけど、以前は自分で玉取って湯通しして、ダシはかけてもらう…ってのが「セルフ」だったんじゃなかったかな。ブームが来て大手チェーンが出てくるようになってからは、注文して作ってもらう店がほとんどみたい。 こっちでは、「はなまるうどん」「がんば亭」とかいうのが、そんなシステムです。
行った店はそんな大手ではなく、 ビジネス街にあり、20人も入ればいっぱいの「政」という店。 私は麺通ではないのでよくわからないけど、「ダシがうまい」評と、「麺がジャクい(弱い=柔らかい)」評に分かれているよう。 私はうどんというより、うどんとともにいただくてんぷらとかが重要なので、てんぷら揚げたてでないこの店は、イマイチ足が向かないんだが、今日は「うどん気分」だった。
店に入ってお盆を取って、店のおばさんにメインのうどんを頼む… ここでなぜかあわててしまう。おばさんは待ってるし、昼時だと後ろに次の人が並んでたりする。とたんに小心者の私は、大きく表示されてたり、目立つところに書いてあるメニューを急いで注文してしまうのだ。「冷やしぶっかけ!」
ホントは素うどんにてんぷらか、わかめうどんといなり寿司あたりの王道を攻めたかったのにぃ! いつもこうなのだ。 当店オススメ生卵うどんなどの、「本日オススメ=店が売りたい」メニューの罠にまんまとはまってしまう。 「はなまるうどん」は、「かけ小」が100円というお得さなのに、ここで「かけ」を頼んだことは一度もない。
ダシを味わいたかったのに、冷たいうどんと冷めたてんぷらで、貴重な昼外食の機会を棒に振った…。こうして、いつまでたっても、うどん店については薀蓄をたれることができない私なのであった。
しかし、ひとつだけ。3~4年前から高松の仕事が増え、年に数回行った中で、これはうまい!と感動した店がある。先天性激方向音痴なので、はっきり場所の覚えがないが、たぶん県庁近く、街中で行列のできる店といえば、わかる…んじゃないかな? 「竹清(ちくせい)」という。高松ではポピュラーな、製麺店がついでに店を出してみました的な小さな店で、おじさんが麺を打っている。行列は席が足りないというより、麺打ちが間に合わない&まかなうおばさんたちが商売っ気が希薄なせいのように思える店だ。 コシ重視の人には物足りないかもだけど(さぬきうどんは二派に分かれ、柔らかめの麺も生き延びている)、私的にここの一番は「てんぷら」だ。おばさんが店頭にあるフライヤーでジャンジャン揚げているのは、おなじみのちくわやかきあげ、そして「半熟卵」!! 初めて食べたときは感動もんだった。 アッツアツで、黄身は本生! どうやって殻むいたのだ!?と不思議になるほどトロトロなんだよ~!
大きなセルフうどん屋のほとんどは揚げ置きてんぷらを取るシステムだが、高松には揚げライブ店がある。てんぷら好きにはたまらない。おまけにうどんの値段は200円くらいだし、てんぷらは80円くらい。 「おやつにうどん」もうなずけるお安さだ。
竹清は、昼時は待たされることと、昼時以外は開いてないこと、そして、煮えたぎる油が入った鍋を持って、おじさんがおばさんのもとへ「足し油」をしに行く時に出会うとちょっと怖い(だって、満員の客を縫うように大鍋持って歩くんだもん)ことを差し引いても、一度は行く価値のあるうどん店だと思う。 それらも考えようによっては、うどん王国高松ならでは、と言えないこともない。 なんたって、「信号の数より うどん屋が多い」高松。うどん病の方は、ぜひ一度お越しくださいませ。
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